ハイエースユーザー感謝祭
お客様に感謝を表したい!
フレックスの自動車事業部はハイエースのお客様を対象に、ハイエースユーザー感謝祭と銘打ったイベントを2019年の5月に開催しました。埼玉の長瀞キャンプ場を貸し切る、一泊二日にわたるキャンプイベントでした。
開催することになったきっかけは、至ってシンプル。その名のとおり、お客様に感謝を表すため! ハイエースのユーザーさんはキャンプ好きが多いので、キャンプにご招待しようというわけです。
とはいえ、キャンプ場まるまる貸し切ってのイベントというのはフレックス史上初のこと。当然ながら、実行委員のあいだでいろんな不安が渦巻きます。
そんな規模のイベント、自分たちで準備できるだろうか。当日はちゃんと運営できるのだろうか。そもそもお客様たちは来てくれるのだろうか? キャンプ場を押さえたものの、応募がぜんぜんなかったらどうしよう。不安は尽きません。
でも結局、すべて杞憂に過ぎませんでした。
結局、開催の告知を出すやいなや、あっという間に応募枠を超えてしまいました。まさかここまでとは。想定外の応募人数にびっくりして急遽、隣のキャンプ場もまるまる貸し切ることになりました。それでも全然入り切りません。なので、もともとの区画を仕切り直して、よりたくさんの方が宿泊できるようにするなどして、可能な限り多くのユーザーさんに泊まって頂けるよう工夫をこらしました。
結果、日帰りの方たちも含めて、千名以上のお客様にご参加頂くことができました。
いちばん不安だったのは、当日の入場。当然ながら、大変な混雑が予想されました。キャンプ場への入り口は一本道なので、誘導員等、万全の体制を敷いているものの、予定通りすべてがうまくいくわけなどありません。大渋滞は免れられないだろう。正直なところ、痺れを切らしてしまう方もいることだろうから、スタッフが怒られるどころか、お客様同士でトラブルになってしまったりしたらどうしよう。
でも、びっくりしました。本当にほとんどのユーザー様が必要書類等の入場準備をしっかりして来て下さり、なによりお互いに気遣い合うマナーが素晴らしいので、びっくりするほどスムーズに入場ができたのでした。
本当に和やかで楽しい二日間でした。
ハイエースが300台以上集うという光景は、ここでしか見られないのではないでしょうか。各家庭それぞれの色々なハイエースの使い方が見られるので、私たちとしてもとても勉強になりました。お子さんたちが楽器をつくるワークショップだったり、カヌーにスラックライン、樹に登ったり、わんちゃんと遊んだり、家族合同でお子さんたちの誕生日会する光景も。なかでも、夜、開催されたじゃんけん大会は大盛り上がりでした。
それと、あっ、やって良かったなと心から思った瞬間がありました。
二日目のそろそろお開きという頃合いに、どう見ても、その会場で知り合ったという感じのユーザーさん同士が、「じゃあ、また来年、このイベントで!」と握手をしていたのでした。
フレックスのある工場長が、仕事における目標についてこんなことを話していたのを思い出しました。
「それはつまり、お客様との共存共栄です」と。
この工場長が言っているような、目指すべきお客様とのフレックスの関係を表現したのが感謝祭だったのかなと思いました。
またどこかでみなさんとキャンプできる日を楽しみにしています。