社員インタビュー

自動車事業部 瀬川店長

自動車事業部 瀬川店長にインタビュー!

まったく違う業界から転職して来た瀬川店長。プライベートでは、自身でもランクル40に乗るコアなランクルユーザーとのこと。聞けば入社前からランクルに乗っていたとのことでした。入社してから店長職になるまでの日々はどんな風だったのか伺いました。

Q.FLEXに入社を決めた理由は?

もともとJAで働いていたんですが、のんびりした雰囲気だったので、そうじゃない感じのところに行ってみたいなと思ったんですね。加えて、もとともクルマ屋さん全般にかっこいいイメージがあったのと、そもそもランクルが好きで乗っていたので応募しました。

Q.若気の至りで漠然とひりつきたかったってことですか?

まあ、そうですね……。(笑)

Q.入社前のFLEXのイメージはどんな感じでしたか?

自由なイメージがありましたね。好きなことを仕事にして、好きなようにやっているイメージでした。

Q.実際はどうだった?

思っていた通りというか、いや思った以上に店長に権限があって驚きました。自分のいいと思う色で車を仕上げたりとか、自分好みの商品車をつくる、店をつくれるというのは、すごい自由な状況だなと思いました。

自動車事業部 瀬川店長

Q.のんびりしていたという前職とは全然違う業界ですが、恐い先輩がいたらどうしようみたいな不安はなかったんですか?

全然思わなかったですね。実際は、恐いというより、個性的な人が多かったというか。やっぱり自分の車、自分のお店をつくる人たちですから。総じて、フットワークが軽い一方で、ひとつひとつの行動、判断についてしっかり考えている人が多いですね。考えるけれども、悩まない、というか。

Q.最初はわからないことばかりで怒られたりしませんでしたか?

入社後は、宇都宮店に2年配属されて、そこでの先輩は岡本さんだったんですよ。岡本さんは面倒見が良くて、優しいじゃないですか。話しかけやすいし、わからないときに聞きやすい。でも、そのあと名古屋店に転勤になった途端、和田店長にすべてのことを叱られました。(笑)

Q.やばいですね。挫けちゃわなかったですか?

怒られたと言っても、怒鳴られるとかじゃないんですよ。しかも、すべて狙いがあって叱って頂いてるんだと気づいて。なんとなくムカつくから怒る、とかじゃないんです。そこには絶対に明確な理屈があったんです。実際に、分かれば良し、だったし。理解さえ出来たら、そのことでもう言われることはありません。シンプルです。

Q.その狙いとか理屈っていうのを、もうちょっと掘り下げて教えてもらえませんか? ざっくりしていて、よくわかりません。

和田店長に言われたことを総合すると、すべての判断、すべての行動を取る際に、なぜそうするのか考えろ、そして、なにかが起きたときに、なぜそうなったのか理由を見つけろ、ということだったと思います。
仕事って、なんとなくの流れでやれちゃったりもするじゃないですか? でもそれじゃだめなんだと。ひとつひとつの行動の裏付けとなる理由を見つける癖がついていないと、前の人がやっていたからなんとなく同じようにやっているってだけになっちゃうんですよね。もしそのやり方が間違っていたり、時代が変わって通用しなくなったりしても、ずっと同じことを続けちゃうわけですから、結果、経営が立ち行かなくなってしまうわけです。

Q.良いことを言っていると思うので、クルマにたとえて説明してもらえないですかね?

え〜!(笑)
じゃあたとえば、ランクルのようなあの重い鉄の塊が動くのは、動かすためのメカニカルな理屈、理由があるわけじゃないですか。その理屈を知っているから、動かなくなっても、何をどう直したらいいのかわかるし、もし換えの部品が生産中止になっていたとしても、その代わりにつかえるパーツがなんなのかわかるわけです。ひとつひとつの機構の理屈を知っているからこそ、何十万キロと走り続けさせるためのメンテナンスが可能なわけです。店舗の経営も一緒なんだなと。細かい判断に至るまで、すべて理屈が通ってないとだめだということです。そのために、常に理由を考えろと教えられました。

自動車事業部 瀬川店長

Q.そのことでなにか具体的なエピソードはないですか?

車が売れたときに、「なんで売れたと思う?」と聞かれたんですよ。で、わからないって言ったら怒られました。せっかく売れたのに。(笑)
でも、その理屈はもっともなものでしたね。
「なんで売れたのか、自分で説明できるようにならないと駄目なんだ」と教えられたんです。車を売るまでには、細かい判断の連続があるわけです。そのすべてに理由がなければいけない。
その判断っていうのは、お客様が購入に至るまでに悩むことと対応関係にあるとも言えます。ざっくり言うと、モノとおカネとヒト。モノとして大丈夫か? スペックは? 保証は? おカネはいくらかかるのか? 維持費は? ヒトはつまり、そのお客様の家族が納得してくれるか? とかですね。この3つを軸に起こるさまざまな課題をしっかりクリアするために、細かい判断が必要になってくるというわけです。それらを意識的に判断していく必要がある。
売れた理由が説明できないと、売れなかった原因の説明も出来ないんですよ。なんとなく売れているだけじゃ、いつか売れなくなったらどうすることもできないですからね。
店長として営業マンを率いるためにも、その観点から営業について考えられないとだめだということなんだなと思いました。

Q.これまで働いてきた中で、一番テンションが上がったことは何ですか?

5月から店長ですって言われたときですね。和田店長に伝えられました。
もちろん嬉しかったのは、その瞬間だけで、そのあとはしばらく怒涛の日々でしたが。(笑)

自動車事業部 瀬川店長

Q.社内に目標とする人はいますか?

和田店長ですね。
仕事だけじゃなくて、結局、人間的な部分で指導して下さったんだと思うんです。仕事とはぜんぜん関係ないところで喋っていたら、話の聞き方がなってないって叱られたり。(笑)そういうのって、ちょっと間違えたら、今風に言うところのパワハラとして受け取られちゃうことなのかもしれませんが、やっぱり和田店長のはそうじゃないんですよ。
相手が話しているのが自分にとって興味のない話だと、興味がないって相手に丸わかりの聞き方をしちゃったり、そういう態度に対してというか。へー、みたいな。(笑)僕ぐらいの年代以降の人たちってそういう人ってけっこう多い気がします。「スタッフに気を遣えなかったら、お客様に気を遣えるわけがない」と仰ってました。
でもほんと営業って、ふだんの身のこなし、話の聞き方、全部出ちゃうんですよ。お客様は全部そういうところを見ている。

Q.小うるさいって思わなかったんですか?

正直なところ、ふだんの話し方について、ツッコミを入れてもらえる機会って、大人になるとなかなかないと思うんですよね。ともすればパワハラって言われますし。でも、そこを理由付きでしっかり和田さんは教えてくれたんですよ。自分のそういう癖を客観視できないと、営業にとっては命取りになりかねないんです。
よく見てると、和田さんは、相手の話がたとえば、面白くなかったとしても、その話題がもっと面白くなるように、話を持っていくわけです。せっかく誰かとおしゃべりしているのだから、一緒に協力しておしゃべりを楽しくしようとしているというか。だから、相手に合わせて話題に興味がある「ふり」をしているわけでもないんです。お客様と心を通じ合わせる真髄を教えてもらったと思います。
なので、同じ会社で働く先輩後輩という関係以前に、社会人として尊敬しています。

Q.今後の目標はありますか?

自分も、自分のもとから店長を輩出したいですね。

Q.休日の過ごし方は?

ゴルフに行くことが多いですね。あと、最近あまり行けていないですが、サーフィンもやります。それ以外だと友達と飲みに行く感じですね。

Q.仕事で欠かせないアイテムは?

自動車事業部 瀬川店長

目薬ですね。車の運転するときはもちろんですが、デスクワークも多いので、必須です。 かなりの頻度で買っていますね。

ある日の1日の流れ

7:30
起床
9:30
車通勤で、お店へ到着。毎日、高速で40分ほどのドライブ。
10:00〜14:00
開店! お問い合わせへの対応や、メール返信などの、事務作業。
14:00〜15:00
ランチはちょっと遅め。
15:00〜19:00
お店の運営にまつわる作業や、商品車を仕上げる作業。
19:00
閉店。お疲れ様でした! 残業はせず、定時で帰るようにしています。
20:00〜22:00
帰宅。夕食を食べて、お風呂に入る。
〜22:00
8時間以上寝たいので、早めに就寝。