買取事業部 嶌野さん
買取事業部 嶌野さんにインタビュー!
若手の営業ホープとして活躍中の嶌野さん。丁寧で、気さくで、自然とこちらから話しかけたくなる感じのする人です。それはもともとの人柄というのもあるのでしょうが、話を伺っているうちに、その印象は嶌野さんの仕事への考え方や努力に下支えされたものなのだと思うようになりました。
Q.FLEXに入社を決めた理由は?
就職した年は、東北の震災の翌年だったんですよね。学校の先生が紹介して下さったんです。この店の長谷川店長(嶌野さん所属の君津店店長)のお客さんだったということもあって。
もともと自動車の業界は全然知らなかったんですけれど、友達のお父さんが車屋さんで、漠然と面白そうだなってイメージは持ってたんですよね。しかも、買取店というから、ディーラーみたいに自分から営業に行くのでもないから、楽なのかな?と。(笑)
Q.入社する前のFLEXの第一印象は?
で、面接に行って、ここの長谷川店長を見て、見るからに怖そうな人だったから、またか、と思いました。(笑)自分は高校に剣道の特待生で入っていて、高校時代は剣道をずっとやってたんですよね。就職先を紹介してくれた先生っていうのは、その剣道部の顧問で、とにかく厳しいというか、怖かったんです。(笑)だから、自分はもうこういう怖い感じの人の下にいる運命なんだなと。
Q.入社してみて、実際のところはどうでしたか?
普通に恐かったです。(笑)
Q.現在のお仕事内容は?一言で言うなら?
車を売ってもらうようにするのが仕事なのですが、これって、考えれば考えるほど、面白い仕事なんですよね。
新車の販売とかですと、車が商品じゃないですか? でも買取はそれがない。商品がないんですよ。先輩の門馬さんが仰っていたことなんですが、要は売るものがあるとすると、それは自分の言葉。まさに自分自身なんです。商売のツールは自分しかないわけですから。こんな仕事って、なかなかないなって。面白いです。
で、結局、そこで信頼してもらえると、買取がきっかけで、そのお客様が次に乗り換える車を仕入れてお売りすることが実は多かったりもするんですよね。
Q.入社してから、ああ、終わった……、と思ったようなエピソードはありますか?
一年目に、お客様の車にぶつけてしまったんですよ。しかも先輩のGTRを。終わったと思いました。まだ18歳でした。
Q.さぞや店長にはドヤされたのでは?
すごい勢いで怒られました。でも、やっちゃったことはしょうがないと。しかも、一緒に謝罪して下さって。後日、お客様のご自宅に改めて謝罪しに行ったら、お客様も本当に心の広い方で、気にするなと言って下さって。しかも偶然なのですが、そのときぶりに、ついこの間、そのお客様にまた来て頂いたんですよ。嬉しかったです。
大失態というと、それぐらいでしょうか。
Q.仕事をする上で心がけていることは?
とにかく信頼されるようにすることですね。
そのためにも、色んな人と色んな話をするようにしています。単純に話の引き出しを増やすという意味もあるのですが、たとえば休みの日にアクセサリー屋さんに行ったときに、どういう風に店員さんが、どういう風に自分を対応して気持ち良くさせるのか、分析したりします。
なぜだかわからないけれども、気づいたら買っていた、みたいなことってあるじゃないですか? あれってやはり、その人を知らず知らずのうちに信頼している、安心しているってことだと思うんですよね。
Q.お客様からご満足頂けない場合はどうしますか?
お金が動く以上、文句が来るのは当たり前なんです。だから大切なのは、ひとつひとつの対応に筋が通っているかどうかなんだと思います。しっかり筋の通った説明等できるようにいつも心がけています。
Q.この仕事をやっているなかで、テンションが上がったことはなんですか?
チーフになったときですね。
Q.なにか思い出す印象的なエピソードってありますか?
昨年(2019年)の台風で、千葉県は甚大な被害を被りました。うちのお店も例外に漏れず、建物に被害が出たり、そもそもものすごい停電だったじゃないですか? そんなときにお客様が、大丈夫〜?とわざわざ声をかけに来てくださったのは、印象的でしたね。
台風のときだけじゃなくても、なんとなく立ち寄って頂ける場所にすることが大切だと思っています。
Q.今後の目標は?
正直なところ、わかんなくなっちゃってる、というのがあります今は。(笑)
これ以上、どうやったら評価されるのか、見えてないんですよねまだ。今までのやり方で努力しても報われるわけじゃないから、何か別の努力のあり方を考えるべきなのかなと。なのでとにかく今は、自分を納得させるために頑張っている感じです。
Q.社内に目標とする人はいますか?
長谷川店長ですね。査定が一番入っている人ですし、長谷川さんの言葉は心に響くんですよ。
Q.今後のFLEXに必要だと思うことは?
どこの会社もそうだと思うのですが、トップと現場スタッフの意識交換がもっとさかんになるようにひと工夫をこらすと、もっとフレックスはすごい会社になるんじゃないでしょうか。たとえば、従業員がどういうときにモチベーションをあげるのかを具体的に調べるとか。そのへんのコミュニケーションが足りていないと、会社としての従業員に対するメッセージって響いて来なくなってきちゃうと思うんですよね。会社が、何を考えているのかわからなくなってくる。誰でも、見えない神輿は担げないんですよ。逆に言えば、神輿を見えるようにしちゃえば、もうそれは無敵の会社ということだと思うんです。
Q.休日の過ごし方は?
家族で買い物へ行くことが多いですね! 車に乗ってショッピングモールに行きます。色々なお店が入っていて、色々な店員さんがいるので、仕事のヒントを得ることも多いです。
Q.仕事で欠かせないアイテムは?
手帳ですね。予定以外にも、仕事でこうした方がいいんじゃないかと考えたこととか、周りの人から学んだこととか、なんでも書いておく癖があります。
ある日の1日の流れ
- 7:30
- 起床
- 9:00
- 車通勤で、お店へ到着。開店時間までは店内のお掃除を。
- 10:00〜12:00
- 開店! 車の加修や、商品車を撮影し、Webに掲載する作業。
- 12:00〜13:00
- ランチは、奥様の愛妻弁当。この日は午後にお客様とお約束があるため、急いで食べます。
- 13:00〜19:00
- お客様を接客。「近くまで来たから!」と会いに来てくださるお客様もいらっしゃいます。
- 19:00
- 閉店。お疲れ様でした! 残業は基本せず、定時で帰ります。
- 20:00〜24:00
- 帰宅。夕食を食べて、お風呂に入ったら、テレビを観ながらのんびりと過ごします。
- 〜24:00
- 遅くとも、24時までには寝るようにしています。